入会したらどんな練習からはじめるの??
当教室Instagramアカウントにも同様の内容を投稿しておりますが、「参考になる」とのお声を頂戴しましたので、当ブログにも掲載いたします(^^)
保護者の方から、体験ご予約や体験時に
「どんなことからお稽古をすすめていきますか?」
「うちの子、ちゃんとお稽古できそうですかね?ついていけるかな?」
と、ご質問をいただくことがあります。
現在、当教室の生徒部には年少さん〜小6のお子さんが在籍されていますが、
・高学年で入会されるか
・幼児や低学年で入会されるか
・ご入会前から丁寧に書く習慣がついているか
・鉛筆の持ち方や姿勢はどうか
・集中力はあるか など…
ご入会時の状況は個々に違いがありました。全員同じようにスタートというわけではありません。
一人一人に合わせて無理なく練習をすすめていくので、「前から習っている子に追いつかなきゃ!ついていかなきゃ!」と焦らなくても大丈夫です。
下の写真の幼児さんだったり、低学年でご入会の場合は、お習字教室に通うこと自体が初めてというお子さんがほとんどです。
まずは基礎から!ということで、当教室の場合、幼児や低学年でのご入会ですと
硬筆…ノートやプリントで運筆練習、カラーますプリントで練習、ぬりえや迷路、鉛筆の持ち方の写真を見せながら『ぱっくん、くるりん、ざぶとんぴた!』で持ち方練習など
毛筆…道具の用意や片付け方、筆の持ち方、始筆の向きを覚える、顔で基本線練習など
からスタートし、「しんの先生だけじゃなく、検定の先生にも見てもらって◯をもらおう!何級になれるかな?」と課題出品することを楽しみにしてもらえるように繋げていくという流れが多いです。
『継続は力なり』
文字はすぐに上手く書けるようになるものではないので、長く続けて普段の文字を丁寧に書けるようになってもらいたい。
そんな思いで、週に一度のおけいこを楽しみにして自主的に頑張ってもらえればと考えています。
在籍の生徒さん達のなかには、最初はマスから文字がはみ出ていたり、字形が整っていなかったり、「とめ・はね・はらい」が「とめ!とめ!とめ!」「はらい・はらい・はらい」のお子さんもいました。でも、数ヶ月、一年、二年と続けていくうちにポイントが身につき整った字に変わっています。
先日、日本習字のオンライン講座で『硬筆学習と毛筆学習のかかわり』について受講しました。
硬筆学習だけを希望される保護者様も時々おられますが、
今の学校の毛筆書写教育は
『硬筆のための毛筆』『硬筆の書写能力の基礎を養う(とめ・はね・はらい、文字の組み立て方など)ように指導なされてる』と講座でも学びました。(但し、滋賀県に関しては学校の書写指導は独特なのでこの通りではないかもしれません)
日本習字では毛筆と硬筆両方のお手本が毎月配本されます。
毛筆に関しては用具を丁寧に扱えるかも大切ですので、当教室では特に幼児さんには同時に始めるかどうかは個別に相談としておりますが、毛筆学習には硬筆学習に役立つメリットがこのようにあります!
何より当教室では生徒さん全員が「毛筆楽しい!」と言うぐらい、筆で文字を書くことには楽しさがあります。
検定課題出品はしなくても、まずは水でお習字からでも筆に触れてみると、お習字教室通うの楽しい!字を書くの楽しい!と更に感じていただけるキッカケになるかもしれませんね(^-^)
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