入会間もない時期のおけいこについて(小学校低学年時期のお子さん・保護者様へ)


当教室は既に在籍してくれている生徒さんのごきょうだいやお友達紹介によるご入会も多いです。
生徒さん達や保護者のかたから当教室を勧めていただけることを大変うれしく思います。
ありがとうございます。

新入会のお子さんを見ていると、
ドキドキワクワクしながら来てくれたことが伝わってきます♪
⁡そんな姿が本当に可愛らしいです(^ ^)

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入会したての頃は、ドキドキした気持ちがありながらも
「早く書きたいな!」という思いで来てもらっていると思います。

ヤル気を持って来てもらえていることはとっても嬉しいのですが、、、ごめんなさい!!
すぐに用具を並べて筆や鉛筆を持ってもらい「はい!書いてね!」とは当教室ではいたしませんm(__)m

周りの在籍期間が長い慣れた子達がササッと用意をして練習を始めている様子を見てしまうと、
少しでも早く追いつきたい気持ちも加わって
私がお話を始める前から
「早く書きたい〜!」「用具出していい?でも、並べ方がわからない!」と
なってしまうんだろうなとは思うのですが、

何も話していない教えていない状態で、私が「いいよ!書いてね!」としてしまうと
特に低学年時期ぐらいまでは、正直大変な状況になってしまう可能性大です!!
周りの生徒さんへの添削指導もストップすることになってしまいます。

新入会のお子さんにはまず、「先生のお話を聞いてね」と
✧なぜすぐに用具を渡さないのか
✧なぜすぐに墨汁を入れて「はい!書いてね!」としないのか説明をします。
イジワルしてるんじゃないんだよと。

毛筆が始めてのお子さんには用具を丁寧に扱うことをまずはしつこくお教えします。
慣れるまで墨汁の使用は控えさせてもらう場合もあります。

あいさつ、礼儀、姿勢
準備、片付け
話を聞くこと、順番を守ること
用具を丁寧に扱うこと…

小学校ではないけれど、この書道教室のなかでも知ってほしい事や守ってもらいたい事は色々あります。

【お稽古って書くことだけじゃないんだよ】ということを理解してもらい、
良い関係が築けるようにまずは私の思いをお話することから始めています(^^)

周りで書いている子達も「最初は皆そんな感じやで!慣れたら準備も片付けも早くなるよ」と
フォローしてくれて頼もしいです☆

新入会のお子さんは特にお稽古初日や2回目ごろまでは実際に字を書くのはお稽古時間の後半になることが多いですが、ご了承ください。

基本点画の練習こそ大事であることもお子さんへはお伝えしていきます。
(お子さんの様子を見て一人一人にあったペースで進めていきます)

日本習字の教室訓【見る聞く書く】
先生が示していることやお手本をまずは「見る」、その説明や人の話を「聞く」、見たことや聞いたことを自分で「書く」。
【見る聞く書く】を意識すると集中力も高まりますし、上達にも繋がります。
そして、お習字だけでなく学校の学習にも役立ちますよ。

焦らずに一つ一つ覚えていき、気持ちよく楽しくお稽古していきましょう!

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shinnochika