硬筆練習の様子
12月は初めてのかきぞめ競書課題で毛筆のお稽古中心となり、硬筆練習の時間がほとんど取れなかったため、今月は硬筆もしっかりお稽古していきます。硬筆練習ノートも使用していきますよ。
幼児さんの硬筆練習では、マスに4色の色を塗り「ピンクのお部屋から青のお部屋まで縦線をひくよ」といった具合に書き順や形を教えています。(小1だと学校で色の代わりに、1のお部屋2のお部屋と数字で習っています)
日本習字の勉強会で『塗り絵はギザギザと塗るのではなく、クルクルと塗ることで”払い”の練習になる。手を机に擦るように塗るのではなく、指を動かして塗るとよい』と聞き、お稽古でそういった声掛けをしています。
写真の年中さんは、「クルクルできるかな?」と私が声掛けした時の様子です。(”ん”のマスを塗り終わる前に”わ”を塗り始めましたが(⌒∇⌒;))
こちらが何も言わないと、大体のお子さんがギザギザ塗りをしていますし、私自身も無意識でそのように色塗りをしていた気がします。運筆の練習にもなる塗り絵。大人の方もぜひクルクル塗りをお試しください!
鉛筆の持ち方や動かし方・書く時の姿勢を出来ていない人にだけしつこく指摘すると、書くこと自体に嫌気がさしてしまいがちです。
そのため、全員が鉛筆の持ち方の写真やイラストを見たりしながら講師と一緒に確認することをお稽古のたびに繰り返していくうちに、「これで合ってますか?」「三角できてる?」(正しく持てていると鉛筆の先端から見たときに三角形ができるため)と生徒さんから先に確認の声が出るようになりました。今後も、正しい持ち方・姿勢ができるように意識付けを行っていきます。
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